2015年 07月 23日
PHPでwebアプリケーションを作ろう! |
今回はPHPの始め方をまとめてみました。
PHPとはwebサーバー上で動作し、動的なページを実現するための汎用スクリプト言語です。
PHPは習得が他のプログラミング言語と比べて比較的容易で、初心者もとっつきやすくなっています。
構文は、C言語やJAVAと似たような感じですね。
では、まずは環境構築からやっていきましょう!
始めに、PHPはwebサーバー上で動作しますので、擬似的にwebサーバーと同様の環境を構築しなければなりません。
そこで、今回はインターネット環境やサーバー環境なしにwebサーバーを構築できるXAMPPというソフトを使います。
このソフトはごく普通のPCにPHPの開発環境を与えてくれます。また、PHP以外にもPerlやMySQLなんかも扱えてしまうのでそこそこ便利ですね。
ダウンロードが完了したら、インストールをして、 XAMPP Control Panel を実行してください。
すると、このような画面が出てくるでしょう。
そうしたら、一番上の Apache と書いてあるとこの行の Start というところをクリックしてください。 これだけで、webサーバーを擬似的に構築することができます。 では、本当に構築できているのか確認してみましょう。 ブラウザを開き、アドレスバーのところに localhost と入力してみてください。以下のようなページが表示されれば成功です。
そうしたら、左のバーにある 無題 と書いてあるファイルをクリックしてファイル名を test.php に変更します。
では次に、PHPエディタを入手しましょう。
いろいろ種類がありますが、今回は私が使っているものを紹介します。
ダウンロードが完了したら、実行してみてください。
まず、 表示 から エディタ設定 を選択し、その他タブの文字コードを UTF-8 に変更してください。
終わったら、まずは何かプログラムを書いてみましょうかね。
以下のプログラムを記述してみてください、今回はHTMLの中にPHPを埋め込んでいます。
<!DOCTYPE HTML>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>test</title>
</head>
<body>
<?php
print "test";
?>
</body>
</html>
そうしたら、左のバーにある 無題 と書いてあるファイルをクリックしてファイル名を test.php に変更します。
そして左上にあるフロッピーディスクのイラストをクリックし、XAMPPフォルダのhtdocsフォルダに適当な名前で保存します。
最後に、 実行 から 実行URLを開く をクリックし、 実行URLの設定 なるものがでてくるので、
http://localhost/<file>
と入力しておいてください。
設定が完了すると、エディタの下部に test と表示されるでしょう。
また、ブラウザから今作ったページを表示させることもできます。
アドレスバーに http://localhost/test.php と入力してください。
こうすることで、実際にブラウザで作ったwebページを確認することができます。
しかし、無事に test と表示させることはできましたが、これだけではちょっとPHPの良さがわかりにくいですね。
ですので今回は簡単な選択ボタンを表示し、選んだボタンによって出力される文字が変わるプログラムを作ってみたいと思います。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>test</title>
</head>
<body>
<h2>今の気分は??</h2>
<form action="test.php" method="post">
<input type="submit" value="good!" name="good">
<input type="submit" value="bad..." name="bad">
</form>
<?php
if(isset($_POST["good"])){
print "それはよかったですね。";
}else if(isset($_POST["bad"])){
print "そうですか、残念ですね。";
}
?>
</body>
</html>
このように、PHPでは動的にwebページを生成することができるので、非常に面白みのあるコンテンツを作成することが可能です。
上のプログラムは、ボタンを押されると押されたボタンがサーバーに送られ、それを受け取ったPHPプログラムはそのボタンにあわせて文字を表示するという流れになっています。
また、ユーザーから送られるデータは $_POST配列 が受け取ります。
そして、issetは()内のデータが存在すれば 1 を返し、何も無ければ 0 を返します。
以上が、PHPの環境構築と簡単なプログラムの例でした。
PHPプログラムの解説は機会があればもっとやってみたいと思ってます。
では、ここまで読んでくださりありがとうございました。
by ice_arr
| 2015-07-23 20:23
| プログラミング